ついてきてくれてるみんな、
ありがとう。


がんばってる? 違う。これが当たり前。

人一倍、遅くまで作業してることが多いんで「がんばり屋」って思われてるみたいだけど、別にがんばっているつもりはないんですよ。仕事だから当たり前と思ってやってるだけです。マイペースにやっていたら、納期に遅れてお客さんに迷惑がかかるかもしれない。それだけはイヤなんですよ。小さいころから、父親に「人に迷惑をかけるな」って言われて育ったんで。引き受けた以上は、決められた期間内でやり遂げる。それだけですよ。

それに自分は班長だから、誰よりも動かないとおかしい。口ばっかりの班長には、誰もついて来ないでしょ。そもそも、言葉で伝えるのってあまり得意じゃないし。自分が率先して動いて見せることで、後輩たちに「ああ、仕事ってここまでやるのが当たり前なんだな」って少しでも伝わったらいいかなって思ってます。


師匠は、ツンデレ!?

自分が入社した時の班長のことは、今でも師匠だと思ってます。技術も知識も、ぜんぶ叩き込まれました。仕事中に、よくクイズを出されるんですよ。「このラインが20cmなのは、なんで?」とか。答えられないのが悔しくて、夜な夜なガイドブックをめくって勉強しましたよ。スラスラ答えられるようになったら、師匠、つまんなそうでしたよ。「こういうことですよね」「あ、わかるんだ。ふーん」って(笑)

面と向かってほめられた記憶は、ほぼないです。いっつも「へぼ、へぼ」って言われてて。でもある時、社長から聞いたんです。師匠が「もう大場に任せて大丈夫ですよ」って言ってたぞって。嬉しかったですよ、やっと認めてもらえたんだって。面と向かっては、いまだにほめられてないですけど。


失敗、どんどん、してこ。

失敗はね、ふざけたり、怠けた結果の失敗じゃない限りは怒りませんよ。失敗はマイナスじゃないですから。失敗するからこそ「あ、こうやっちゃダメだったんだ」って覚えられるでしょ。

「なんでこうなっちゃったんだろう」って考えて、同じことをしないように復習して、次はちゃんとできるようになる。学校みたいですよね。「仕事は学校じゃないぞ」って言う人もいるかもしれない。でも自分的には、学校みたいでOK!って思ってます。

みんなで考えて、作って、うまくいったら「やったー!」って。そうやってみんなで成長していく感じ、好きですよ。


ぶつかり合っても後くされがない。それが、職人。

現場で言い合いになることは、しょっちゅうありますよ。職人同士、それぞれ自分の考えがあるんで「俺はこのやり方のほうがうまくいくと思ってる」「いや、こっちのほうが」って。自分は班長だから、社歴も年齢もずっと上の先輩に対しても「今回は、このやり方でやってください」って、はっきり言います。

ちゃんと伝えれば、みんなわかってくれます。で、お互いにしこりが残ることもなく、その日のうちにケロッとしてますよ。


場数を踏んで、一人ひとりが無敵になって、無敵のチームを作ろう。

後輩たちに望むのは、それぞれが自分のレベルを上げて、班長をやれるようになること。みんながみんなカバーし合えるチームになったら最強でしょ。「このやり方でオーダーを受けているけど、こうやったほうがいいですよ」って、自分で判断してお客さんに提案できるくらいになるのが理想。

そういう応用が効くようになるには、とにかく場数を踏むしかない。道路の仕事って、基本的なやり方は決まってるけど、現場によって違う部分も多いから。だからこそ、飽きないんですよ。日々やることが違って、日々新しく気づくことがある。10年勤続している理由も、そういうところが面白いからですかね。


MESSAGE for ROOKIES-これから出会う仲間へ-

楽な仕事じゃないのに、みんな休まずに出て来て、自分についてきてくれる。それだけでありがたいですよ、本当に。だからこれから入ってくる新人さんも、まずは休まず現場に来てくれるだけで十分です。

少しずつ慣れて、少しずつ仕事の面白さに気づいて、少しずつ責任感が芽生えてくれたら、いいかなって。あ、もちろん体調が悪い時はちゃんと休んでくださいよ。危険だから!

社員インタビュー